2026年1月7日(水)
【XXX -faith-】 隼人 安定を捨てた刑務官。直感を信じた先にあった「人としての成長」

安定した肩書き、決められたレール、その先に用意された将来。
それらをすべて手放し、彼は夜の世界へ足を踏み入れた。
車も私物も売り、手元に残ったのは現金と最低限の荷物だけ。
逃げ道を断ち、「やるしかない」状況を自ら作った選択だった。
刑務官という緊張感の中で培った規律と覚悟は、ホストというまったく異なる世界で、別の形の強さへと変わっていく。
これは、人生を賭けて環境を変えた一人の男の物語だ。
それらをすべて手放し、彼は夜の世界へ足を踏み入れた。
車も私物も売り、手元に残ったのは現金と最低限の荷物だけ。
逃げ道を断ち、「やるしかない」状況を自ら作った選択だった。
刑務官という緊張感の中で培った規律と覚悟は、ホストというまったく異なる世界で、別の形の強さへと変わっていく。
これは、人生を賭けて環境を変えた一人の男の物語だ。

ー刑務官だった頃の話
隼人さんは新潟県出身。大学卒業後、就いた仕事は「刑務官」。
刑務所で受刑者を管理し、作業や運動などの対応を行い、何かあれば時間に関係なく現場へ向かっていたという。
「(夜中にベルが鳴ったら)何時でも起きて行く感じでしたね」
「朝のアラームがなくても、懲役の人たちの行進の音で起きるんですよ。休みの日も」
常に緊張感のある環境で複数人で対応しなければならない場面もあったと言う。

ーレールの上を走っていた人生
隼人さんのこれまでの人生には、いつも剣道があった。
小学生から剣道を続け、大学まで推薦で進学。
剣道を活かした職に就こうとすると、選択肢はほとんど絞られていた。
「剣道やってたら、仕事としてお金になるのが刑務官か警察くらいしかなかったんですよね」
「気付いたらレールに乗ってるというか」
「気付いたらレールに乗ってるというか」
年功序列の世界。上の立場の人が必ずしも仕事ができるわけではない。
それでも指示には従わなければならないのが苦痛だったと振り返る。
「自分より仕事ができない上司に指示されるのはイヤで。実力で順位がつくのことの方が好みですね」

ー「このままでいいのか」と思い始めた頃
気持ちが動いたきっかけは、刑務所の同僚と見ていたホストのYouTube。
「知らない世界だったんで、面白いなって」
ホストが楽しそうに話す姿や、自分の力で結果を出す世界に魅力を感じた一方で、当時はどこか軽く見ていた部分もあったと正直に語る。
このまま動かずに年を重ねるか。それとも、飛び込んでみるか。
刑務官を辞めることを決め、車や身の回りの物をすべて売却。
カバンに入っていたのは、現金と服だけ。
大学時代の友達がいる東京という選択肢も考えたうえで、
「友達が多すぎて遊んでしまう」と感じ、あえて大阪へ。
「友達が多すぎて遊んでしまう」と感じ、あえて大阪へ。
周囲からの反対を押し切り、直感を信じたという。

ーホストは想像よりずっと厳しかった
隼人さんは女性と話すこと自体、ほとんど経験がなく、学生時代も刑務官時代も男ばかりの環境。
飲み歩く機会も少なく、夜の世界とは無縁だったとか。
飲み歩く機会も少なく、夜の世界とは無縁だったとか。
「女の子とちゃんと喋ったこと、ほんまにほぼなかったですね」
「1年くらいは、全然ダメでしたね」
そんな隼人さんが選んだのは、地道な努力だった。ミナミでナンパをして、とにかく会話の数を重ねる。
“売れるため”というより、“慣れるため”。
その積み重ねが、1年を過ぎた頃から、少しずつ結果に。

ー伸び悩んだときのひと言
ホストとして経験を積む中で、次に選んだのが、現在所属しているXXX -faith-。
売上が伸び悩んでいた時、XXX -faith-の大先輩である琲世 ココアさんにLINEの返し方を見てもらったという。
「だからお前は売り上げ上がらないんだよって言われました」
厳しい言葉であったが、そこからアドバイスを素直に実践し今となっては、入店1年目にして若手のホープと呼ばれる存在に。
ー「普通を貫ける」という自分の強み
「女の子を傷つけちゃいけない」「全力で楽しませる」
相手の気持ちを置き去りにせず、一緒にいる時間を大切にすることを、何よりも優先するスタイル。
「普通ができるっていうのが1番強いのかなって」
上下関係や礼儀に厳しい業界で過ごしてきたからこそ、当たり前を当たり前に続けることが、彼のスタイル。
上下関係や礼儀に厳しい業界で過ごしてきたからこそ、当たり前を当たり前に続けることが、彼のスタイル。
背伸びをせず、自分のやり方を信じる。それが、彼の強み。

ーホストをやって、一番よかったこと
ホストという仕事を通して、一番変わったのは「考え方」だと言う。
「新しい価値観とかもそうですし、知識が増えたりとか、人としての器だったりとかも昔は小さかったのかなと思います」
「考え方もすごい変わったなって」
刑務官を続けていたままの27歳と、今の自分を比べると、まったくの別物。
「相手のこと尊重するとか当時はなかったですね」
「大人になるスピードもすごい速いのかなって思いますね」
XXX -faith-という環境
厳しさと、安心感。その両方がある環境
売上だけを見るのではなく、人としてどうあるかを大切にするのがこの店の空気にはある。
「SNSでこの店のアカウントを見た時に、しっかりキャストを叱ってる姿が映ってて、ぬるま湯じゃないな、ここでならホスト業とも、自分自身とも向き合えるかなと思った。」
「自分は厳しい生活をしてきた人間なんで、チャランポランは無理なんですよ」
「人間として成長できる店でもあるのかなと」
そして何より、人間関係がいい。「みんな、仲良いですね」

ーこれから目指す姿
隼人さんが目指しているのは、ただ目立つ存在ではない。
「憧れられる存在になりたいですね、ココアさんみたいに人が自然と集まってくるような」
前に出るだけでなく、店のサポートやフォローもしていきたいと語る。
「先頭に立って、お店を引っ張っていけるような人になりたいですね」
「ココアさんができないとこを自分が担えたらってまじで思ってます。」
「ココアさんができないとこを自分が担えたらってまじで思ってます。」
これまでの経験を糧に、次は支える側として、1歩ずつ進もうとしている。
【XXX -faith- 店舗情報】
所在地:大阪市中央区東心斎橋2-4-29 周防町ギャラクシービル4F
営業時間:21時00分 ~ 25時00分
問い合わせ先:06-6212-3707
店舗:X / Instagram
ーまだ始まったばかりのホスト人生。これからどんな姿を見せてくれるのか。
その歩みに、自然と期待が集まる存在です。
【XXX -faith- 店舗情報】
所在地:大阪市中央区東心斎橋2-4-29 周防町ギャラクシービル4F
営業時間:21時00分 ~ 25時00分
問い合わせ先:06-6212-3707
店舗:X / Instagram









