2026年7月9日(木)
【TRUMP】水瀬 碧 看護師からホストへ。岩手から歌舞伎町を目指した挑戦

「若いうちしかできないことをやりたかったんです」そう語るのは、歌舞伎町『TRUMP』で活躍する水瀬碧。
現在24歳。
もともと看護師として働いていた異色の経歴を持つ。
岩手県から上京し、ホストを始めて約1年半。
なぜホストだったのか。
なぜ東京だったのか。
そして今、店舗を代表する存在の一人となった彼だが、そのスタートは決して華やかなものではなかった。
彼が歩んできたこれまでの道のりと、その胸に抱く想いを聞いた。
現在24歳。
もともと看護師として働いていた異色の経歴を持つ。
岩手県から上京し、ホストを始めて約1年半。
なぜホストだったのか。
なぜ東京だったのか。
そして今、店舗を代表する存在の一人となった彼だが、そのスタートは決して華やかなものではなかった。
彼が歩んできたこれまでの道のりと、その胸に抱く想いを聞いた。

ー看護師からホストへ
前職は地元・岩手県で看護師として働いていた。
国家資格を取得し、医療の現場で働く日々。
ホストとはまったく異なる世界に身を置いていた。
そう振り返る彼に、ホストになる決断について尋ねてみた。
少し考えながら当時の環境について、静かに言葉を続けた。
「給料と労働が見合ってないなと思っていて。あとパワハラも結構あった」
・人の命を預かる責任。
・不規則な勤務。
・精神的なプレッシャー。
そんな環境の中で、彼はあることを考えるようになった。
「看護師って国家資格なので、一生使えるじゃないですか。でも若い今しかできないこともあるんじゃないかと思ったんです」
その答えとして選んだのが、ホストという世界だった。
ー岩手のバーで見つけた自分の可能性
看護師を辞めたあと、彼は地元のバーで働くことになる。
意外にも、お酒が好きだったわけではない。
実際、お酒はほとんど飲めなかったという。
「歌が好きだったんです。岩手では歌うだけのバー店員みたいな感じでした笑」
接客をしながら歌を歌う日々。そこで徐々に売上が上がり始めた。
「バーで結果が出たので、東京のホストクラブだったらもっと挑戦できるんじゃないかと思いました」
そして上京を決意する。東京に知り合いも多くない。お金もほとんどない。
それでも、自分の可能性を試したかったという。

ー支えてくれた先輩たち。今でも忘れられない優しさ
歌舞伎町に来た当初、決して余裕があったわけではない。
横浜の友人宅から始発で通勤し、終電を逃せば朝まで時間を潰す日々。
それでも続けられた理由がある。
それは、辛い時に支えてくれた先輩たちだった。
「ご飯に連れて行ってもらったり、お昼を奢ってもらったりしました。」
現在の活躍からは想像できないが、上京直後は本当に何もなかったという。
それでも持ち前のコミュニケーション力を武器に、多くのお客様との信頼関係を築き、
驚くべきことに、彼はホスト初月から高い売り上げを出した。
いわゆる“下積み”を経験していないタイプだ。
しかし本人は、その理由を決して才能や特別なものだとは考えていない。
「優しい先輩、応援してくれている人がいるからです」と語った。
ー教わったのは“売り方”ではなく“人としての在り方
ホストの教育というと、営業テクニックや売上の作り方を想像する人も多いだろう。
しかしTRUMPで教わったことは少し違った。
「礼儀やマナー、お金の使い方ですね」
そして何より印象的だったのが、感謝を忘れないこと。
「女の子がお金を使ってくれることは当たり前じゃないので。どうやったらお金を使いたいと思われる人間になれるかを教わりました」
売上ではなく人間性。人として誠実でいること。
この考え方は今でも彼の接客の軸になっている。その積み重ねが今につながっているのだろう。

ーお客様が使うお金の重みを忘れない
水瀬碧は、今でも看護師時代の給料を覚えている。
「手取り19〜21万円くらいでした」
だからこそ、ホストとしてお客様から頂く金額の重みを忘れない。
「ホストだと10万円って感覚が麻痺しがちなんです。でも昼職の時の自分からしたら給料の半分なんですよ」
シャンパン1本。イベント1回。それらが決して当たり前ではないことを知っている。
だからこそ感謝を忘れない。それが彼の接客スタイルの根底にある。

ー精神的に厳しい世界だからこそ
ホストは華やかに見える。
しかし本人は「体力的には看護師、精神的にはホストの方がきつい」と話す。
LINE一通。約束一つ。何気ないやり取りの積み重ね。
そのすべてがお客様との信頼関係に繋がっていく世界だからこそ、常に気を配り続けなければならない。
誕生日月に思うような結果が出なかった時は、大きく落ち込んだという。
「何が間違っていたんだろうって考えます」
結果が数字として表れる世界だからこそ、自分自身と向き合う時間も多い。
それでも前を向けるのは、自分を応援してくれるお客様がいるから。
初めてシャンパンタワーを立ててもらった時の感動は、今でも忘れられないという。
そして、インタビューの最中に印象的だったのは、お客様に対するこんな言葉だった。
「自分がしんどいとか、病んでるとか思うこともあります。でも、どう考えても女の子の方が大変だと思うんです」
「自分より頑張っている人がいると思うと、まだ頑張れるなって思います」
華やかな世界の裏側で、感謝を忘れず、人と向き合い続ける。
そんな誠実な姿勢こそ、多くの支持を集める理由なのかもしれない。

ーTRUMPを選んだ理由
実は面接を受けたのはTRUMPだけだったという。
数ある歌舞伎町のホストクラブの中で、なぜTRUMPだったのか。
その決め手は従業員の人柄。
「面接の時からみんな笑顔で話を聞いてくれて。まだ何者でもない自分の話にもちゃんと耳を傾けてくれたんです」
まだホスト経験もない。歌舞伎町のことも知らない。そんな自分に対しても真剣に向き合ってくれた。
さらに大きかったのが、店舗全体の雰囲気だった。
「面接の時って、そこで働いている人たちの空気感が結構わかるんですよ」
相談しやすい雰囲気。自然体で会話しているキャストたちの様子を見て、ここでなら頑張れると思えた。
「未経験が9割って聞いたのも大きかったです」
その安心感が、TRUMPを選ぶ大きな後押しになった。
ーTRUMPの良さ、最大の魅力
実際に入店してからも、その印象は変わらなかったという。
「本当に優しい人が多いです」
わからないことを聞けば教えてくれる。悩んでいれば相談に乗ってくれる。
では、他店と比べた時のTRUMPの強みとは何なのだろうか。
迷わずこう答える。「みんな仲が良いところですね」
もちろん営業中はライバル。売上を競い合う関係でもある。
しかし一歩店の外に出れば、仲の良い仲間でもある。
「旅行とかもあるので、そこで一気に仲良くなれるんですよ」
今でも彼が最初に感じた印象は変わっていない。
だからこそ、水瀬碧は自信を持ってこう言う。
「未経験で不安な人ほど、一回見に来てほしいですね」
その言葉には、TRUMPという環境への信頼がにじんでいた。

ーgroup dandyだからこそ得られる環境
歌舞伎町最大級のホストグループ。その環境の大きさも、魅力の一つ。
「やっぱり売れている人がたくさんいるんですよ」
歌舞伎町トップクラスのプレイヤーたちが同じグループ内にいる。
実際、定期的にグループイベントや交流の場が設けられており、普段なかなか接点のない人気キャストの話を聞く機会もあるという。
「売れている人の考え方とか、普段どういうことを意識しているのかを直接聞けるのはすごく勉強になります」
また、大手グループならではの安心感もある。
店舗の知名度。ブランド力。教育体制。
歌舞伎町で長年実績を積み重ねてきたgroup dandyだからこそ得られるものは多く、
未経験からスタートする人にとっても、大きな後ろ盾になる環境だ。
ー目指すのは歌舞伎町トップ層
現在も店舗上位で活躍する水瀬碧。しかし本人はまだ満足していない。
目標は上位5〜10%。そしてお店を代表するトッププレイヤーで尊敬する先輩・聖夜を超えること。
「今年どこかで一回勝ちたいですね」
そう語る表情には、強い負けず嫌いな一面が見えた。

ー最後にこれからホストをしたい人にアドバイス
ホストに興味はある。でも勇気が出ない。
そんな人に向けて、水瀬碧はこう語る。
「迷っているなら、一回やってみた方がいいと思います」
顔に自信がなくてもいい。喋りに自信がなくてもいい。
大事なのは挑戦してみることだと彼は言い切った。
ー看護師からホストへ。岩手から歌舞伎町へ。
その選択をした彼だからこそ、言葉に説得力がある。
挑戦の先にしか見えない景色がある。
水瀬碧の物語は、まだ始まったばかりだ。









