2025年11月14日(金)

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。
20年前、横浜の夜にその名を刻み、
歌舞伎町で一時代を築いた男がいる。
【LIFDRASIR】月咲 繭(つきさき・まゆ)。
長い年月を経て、再びこの街に戻ってきた。
「もう一度ホストとして生きる」——その決断の背景には、
“人”と“現場”への深い愛情があった。

ー経歴──横浜から歌舞伎町へ、そして再びステージへ

38歳の今もなお、現役として最前線に立つ月咲。
そのホスト人生の始まりは20年前、横浜での半年間。
当時からお客様の勧めで「歌舞伎町」という新天地に飛び込み、
19歳で上京。わずか半月で一気に頭角を現した。

24歳までプレイヤーとして活躍し、25歳からは運営兼内勤として教育を担当。
29歳での移籍を経て、プレイヤーと運営の両面で店舗を支え続けた。お店の閉店を機に一時離脱。約5年間は自身のバーを経営し、“経営者”として人と場を育てる日々を送っていた。

そんな彼が再びホストの世界へ戻ってきたのは、YouTubeでの再会がきっかけだった。

「忍者(※社美緒さんのチャンネルに出てくる方)と面識があって、声をかけてもらったのが復帰のきっかけでした。」

その誘いに応じ、【LIFDRASIR】の一員として現場へ復帰。
再びプレイヤー兼運営として、“人を育て、現場を磨く”役割を担っている。

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。
ー現在の役割──プレイヤー×運営の二刀流

現在は【LIFDRASIR】の執行部として、プレイヤー業と運営を両立。
現場では売上をつくりながら、同時に店舗の教育・管理にも携わっている。

「LIFDRASIRは、まだこれから伸びていくお店。
だからこそ、伸び代を感じるし、自分の経験を還元したいと思った。

店舗全体を俯瞰しながら、
“店を育てるホスト”としての在り方を体現している。

入店前に同業で行った店舗【Celeste】についても、
「接客力の伸びしろを感じた」と語る。その上で、【LIFDRASIR】にはまだ未知なる“可能性”を感じたという。

「一流の店って、“また行きたい”と思ってもらえるお店。
逆に三流は、慣れきって感謝を忘れてる。掃除や清潔感すらできてない。そういう基本を徹底できるかどうかが、本物との境界線だと思う。【LIFDRASIR】はそこがまだまだ足りない部分ではあるけど、僕の力で少しづつ前進させれると思ってます

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。
ー育成・教育──“背中で魅せる”というリーダー論

教育スタイルを問うと、返ってきたのは明快な答えだった。

「背中で魅せる。結果で魅せる。」

派手な言葉や理屈よりも、
日々の行動で信頼を積み上げていくのが月咲流。洗い物、テーブルチェック、掃除、キャストのフォロー、対話、ダウンサービスホール全体を見渡し、率先して動く。

小さなことを丁寧にやれる人間が、
結果的に大きな数字を残す。教育は、命令じゃなく“共に動くこと”から始まる。」

20年というキャリアの中で変わらないのは、“人を大切にする姿勢”

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。
ーホスト観──“会いに来てもらえる”存在であること

売上の立て方について尋ねると、彼は即答する。

「会いに来てもらって、売上を立てる。
それが本質。数字の前に、“人として好きになってもらう”ことが大事。」初回接客についても、「選ばれる立場である自覚が必要」と話す。

「“初回荒らし”という言葉ありますが、初回の印象の一瞬で“この人にもう一度会いたい”と思わせられるかが勝負。」そこの戦いに負ける人間ほど”初回荒らし”と言って向き合わない人間が多いのも課題と話す

どんな時代でも“本質の接客”を忘れない姿勢は、
長く業界を見てきた彼だからこその重みを持つ。

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。
ーホストの魅力と厳しさ

「ホストの良さは“自由”。
頑張った分だけ上がるし、甘えた分だけ落ちる。
自分の責任で生きられる。

そう語る月咲にとって、ホストという仕事は「努力が見える世界」。
ただし、誰にでもできる仕事ではない。

「真面目すぎる人は向いてない。
自分を持ってる人間じゃないとやっていけない。どんなジャンルでも、“ハングリー精神”がないと長続きしない。

経験の中から導き出された言葉のひとつひとつが、
現場を知る男のリアルを物語っている。

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。
ー復帰への想い──“不完全燃焼のまま終わりたくなかった”

24歳で一度引退した彼が、再びステージに戻るまでの道のりには葛藤もあった。

「昔の自分を覚えていてくれたお客様がいたのは本当に嬉しかった。
でも、出戻りには勇気がいった。引き抜きや移籍、いろんな経験をしてきたけど、
どこか“不完全燃焼”のままだった。だからこそ、今はこの仕事を“最後に楽しもう”と思ってます。」

今の月咲には、余裕と覚悟の両方がある。
そしてその落ち着きこそが、後輩たちの憧れにもなっている

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。
ー業界の展望──“満足度の二極化と、新時代の競争”

20年前の歌舞伎町と今の違いについても、冷静に語る。

「ガラケーからLINEに変わって、
店舗数もキャスト数も爆発的に増えた。
SNSを使いこなせる人間がアドバンテージを持つ時代。」

今後の業界は、“お客様の満足度”によって二極化していくと分析する。

「本当に満足させられるホストと、
なんとなくのノリでやってるホスト。
これからは弱肉強食。
グループ資本、風営法の影響もあって、
より実力主義になっていくと思う。

そのうえで、【LIFDRASIR】が目指すのは“個”も大事だが、”組織”で勝つ店”

「受け皿になれる環境を整えていきたい。
店が完璧だったら、みんなもっと楽に働ける。
内部環境を磨くことが一番の課題ですね。」

【LIFDRASIR】 月咲 繭 “一流”を追求する、帰還のカリスマ。
ー総評──“本物の一流”を、背中で語る男

派手さではなく、誠実さで勝負するホスト。
【LIFDRASIR】月咲 繭は、
長い年月を経てもなお、“一流の接客”を追い求めている。

「また行きたいと思ってもらえるお店をつくる。
それが俺にとっての“ホスト”です。」

20年前も今も変わらず、人を大切にする姿勢で。
彼は今日も、静かに、確実に“背中で魅せる”ホストであり続ける。


LIFDRASIR」店舗情報▼
所在地:東京都新宿区歌舞伎町2-36-5 清建ビル4F
営業時間:19時00分 ~ 24時00分
お問い合わせ:03-6457-6005
店舗 X / Instagram
月咲 繭 X / Instagram / TikTok



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