2026年2月18日(水)

【ANARCHY -TOKYO-】 沙羅 芸人志望からホストへ。「面白さ」で偏見を壊すベテランホストの新しい店づくり

【ANARCHY -TOKYO-】 沙羅 芸人志望からホストへ。「面白さ」で偏見を壊すベテランホストの新しい店づくり
「ホスト=社会の悪」。
そんなイメージを、笑いで壊したい男がいる。ANARCHY -TOKYO-の沙羅、37歳。奇抜な宣材写真も、ネタ全開のSNSも、すべては“エンタメとしてのホスト”を取り戻すためだ。芸人志望からこの世界に入り、15年以上。
依存させない接客、自立を促す育成、そして今も前線で勝ち続ける覚悟。毒も本音も隠さない沙羅が語る、ホストという仕事のリアルとは。
【ANARCHY -TOKYO-】 沙羅 芸人志望からホストへ。「面白さ」で偏見を壊すベテランホストの新しい店づくり
ー面白いことや奇抜なことをやる理由は「ホスト=社会の悪」のイメージを壊したいから

ホストという仕事は、今も“社会の悪”として語られることが多い。
「この業界、クリーンだとは思ってないです。でも、悪のイメージだけで終わらせたくない」

だからこそ、ふざけたり、ぶっ飛んだ宣材写真を撮影したり、笑わせにいくネタ系SNSを発信しているという。
ホストはエンターテインメントであるべきだと、沙羅は本気で語る。

ー芸人を目指して気づいた「俺、人気者になりたいだけだな」

高校を卒業して、目指していたのは芸人。
NSCにも通う為、上京してきたが厳しい現実。
トーク力や人見知り克服のためにホストの世界に足を踏み入れ
そして気づいた。

「笑わせたいんじゃなくて“自分が人気者になりたい”んだなって」

当時のホスト業界は「数字さえあれば何でも許される」時代。
そこにいたのは、今では考えられないような“化け物”ばかりだった。
その化け物っぷりを芸に落とし込もうとがむしゃらに喰らいつき学んだという。

「気づいたら俺も化け物側になってましたね」

【ANARCHY -TOKYO-】 沙羅 芸人志望からホストへ。「面白さ」で偏見を壊すベテランホストの新しい店づくり
ー「今の方が断然マシ」異常だった昔のホスト業界

1分の遅刻で高額罰金。
ミーティングをサボれば即アウト。

「今思うと意味わかんないですけど、当時は普通だと思ってました」

だからこそ、今のクリーン化された環境を沙羅は肯定する。
「飲酒強要もない、暴力もない。今の方が100倍働きやすい」

ホスト歴約15年の彼の言葉には重みを感じる。

ー「女性が好きじゃない」それでもホストを続ける理由

インタビュー中、最も衝撃的だったのがこの一言。

「正直、女性という生き物があまり好きじゃないんですよ」

だがそれは、性別や接客を否定する話ではない。
幼少期から女性に囲まれた家庭環境、恋愛で壊れていく家族の姿を見続けた経験からだという。

だからこそ沙羅は、依存させない接客を選ぶ。

「人に依存しない、させない。でも“推される”人間を育てたい」

【ANARCHY -TOKYO-】 沙羅 芸人志望からホストへ。「面白さ」で偏見を壊すベテランホストの新しい店づくり
ー依存させない。弱みに付け込まない。それが彼のやり方

ホストという仕事は、どうしても恋愛感情を利用する側面がある。

「それをゼロにするのは無理です」
でも沙羅は、依存と搾取の線を超えないと決めている。

相手の弱みに付け込まなない
支配しない
依存させない

自立して、それでも推してもらえる人間を育てたい

ーホストという仕事の“純粋な楽しさ”

ホストの楽しさは、癒やしや承認じゃなく勝負そのものだ。
年齢的には“裏方に回ってもいい立場”
だが、あえて前線に立ち続ける。理由は単純で、まだ勝てるから。
体も健康、SNSで再びモテ期到来。

なんならもう一度、プレイヤーとして評価されるフェーズに入った感覚があるという。

「僕、40まではプレイヤーでやるつもりなんで」
だって、今が一番楽しい
若さだけでは勝てない世界。経験だけでも勝てない世界。
その両方を持っている今の立ち位置が、いちばん面白い。

そして沙羅の楽しみは、
20代前半の“キラキラしたホスト”と同じ土俵に立ち数字で勝つ瞬間こそ、何より快感だと語った。

【ANARCHY -TOKYO-】 沙羅 芸人志望からホストへ。「面白さ」で偏見を壊すベテランホストの新しい店づくり
ー新体制のCERNが掲げるテーマは“自立”

沙羅が最も大切にしているのは自立。
貯金の仕方、管理の仕方、人生の設計。

「稼ぎ方は教えられても、残し方は誰も教えてくれない」だからこそこの店ではちゃんと教る
「金の不安が一番、人をダメにする」

そして、最近の若者は「夢がない」。

「幸せに暮らしたい、とは言うけど、1年後2年後を考えてない子が本当に多い」

だからこそ、まず自立。
ホストとしてだけでなく、人として成長できる環境を作りたいと語る。

ー未経験者を育てる楽しさ。「人生を変える仕事」

未経験者を育てたい理由は「人生を変える瞬間」が見たいからだという。

「未経験の子が伸びて、人生が変わっていくのを見るのが一番楽しい」
時間を守る、約束を守る、嘘をつかない。
当たり前のことを当たり前にできる人間性を重視する。

自分の夢、やりたいことはもう叶えた。
これからの目標は、資産や環境を人に“残すこと”
そして何より、一緒に働く人間を幸せにすることだ。

【ANARCHY -TOKYO-】 沙羅 芸人志望からホストへ。「面白さ」で偏見を壊すベテランホストの新しい店づくり
ーこれからホストを目指す人へ-身も蓋もない現実-

最後に、沙羅はこう言い切る。
この業界、不真面目が多い。
「真面目にやれば、日本語がちゃんと喋れれば、誰でも月100万はいけます」

夢も希望も、まずは現実の上にある。
「うちに来たら、未経験でも稼がせます」

ーホストは夢を見せる仕事だ。
でも沙羅が目指しているのは、夢だけじゃない。自立し、稼ぎ、残し、人生を立て直せる場所をつくること。笑いも毒も本音も、すべてはそのためにある。37歳、いまだ現役。若さに頼らず、経験にも溺れず、今が一番楽しいと言い切る強さ。ホストの未来はまだ変えられる。そう信じているから、彼は今日も前線に立ち続ける。
沙羅が作ろうとしているのは、“夢を売る場所”ではなく、
人生を立て直すための場所なのかもしれない。

CERN 店舗情報】
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-6-7 三経38ビル 5F 
営業時間:20時00分 ~ 25時00分
問い合わせ先:03-6233-7519
店舗:X / Instagram
沙羅:X / Instagram

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