2026年7月3日(金)
【GENTLY GREED】酒神愛音 警察官を目指した青年が、ホストの道を選んだ理由

ホスト歴9年。GENTLY GREEDで活躍する酒神愛音さん。
今ではプレイヤーとしてだけでなく、後輩の育成にも力を注いでいる。
警察官を目指していた学生時代。
一度ホストを辞めた経験。
売れなかった時代と、先輩との出会い。
そのすべてが、今の酒神愛音さんをつくった。
今回は、その歩みと育成に込める想いを聞いた。
今ではプレイヤーとしてだけでなく、後輩の育成にも力を注いでいる。
警察官を目指していた学生時代。
一度ホストを辞めた経験。
売れなかった時代と、先輩との出会い。
そのすべてが、今の酒神愛音さんをつくった。
今回は、その歩みと育成に込める想いを聞いた。

ー警察官を目指していた学生時代
酒神愛音さんがもともと目指していたのは、ホストではなく警察官だった。
母方の家系が警察関係だったこともあり、学生時代には公務員講座を受けながら勉強していたという。
「おじいちゃんに、警察になってみたらどうやって言われて」
当時はまだ明確な夢があったわけではなかった。
その中で、身近な家族から勧められた警察官という道。
自然とその道を目指すようになった。
一方で、学生生活の中でアルバイトもしていた。
昼は学業や公務員試験の勉強。
そして夜は、ホストのアルバイト。
まだこの時点では、ホストを本業にするつもりはなかった。
あくまで学生生活の延長線上にある、アルバイトのひとつだった。

ー彼女の一言で始まったホスト人生
ホストを始めたきっかけは、当時付き合っていた彼女の一言だった。
「お金ないなら、ホストでもなんでもして稼いでよ」
大学生だった愛音さんは、その言葉をきっかけに友人と体験入店へ向かった。
最初に体験入店した店舗で、そのままホストとして働き始めた。
最初に体験入店した店舗で、そのままホストとして働き始めた。
当時は"愛音"という名前だけで働いていたが、ホストを始めて約1年後、現在の「酒神(バッカス)」という源氏名になる。
「学生の頃、お酒で失敗することが多くて(笑)。酒癖が悪すぎたので、系列の先輩から『戒めの意味も込めてバッカスにしたらどうや』って言われたんです」
"バッカス"とは、ローマ神話に登場する酒の神。
少しユニークな由来を持つ源氏名だが、その名前は今では多くの人に親しまれる存在となった。
もともとホストに強い憧れがあったわけではない。
むしろ、少し怖い世界という印象もあった。
それでも体験入店を経て、アルバイトとして働き始めることになる。
当時は飲食店でアルバイトもしながら、ホストにも出勤していたという。
昼はアルバイト、夜はホストとして働く日々を送っていた。

ー「ホストだから」と言われて火がついた
警察官を目指しながらホストとして働く中で、愛音さんの気持ちを大きく変える出来事があった。
仕事柄、警察と関わる場面で、「お前はホストだから」と言われることがあったという。
警察官になりたいと思っているのに、ホストであることを理由に否定される。
警察官になりたいと思っているのに、ホストであることを理由に否定される。
その言葉が悔しく、「それならホストとして認められるくらい結果を出してやろう」と覚悟を決めた。
その悔しさが、愛音さんの中に火をつけた。
さらに、当時お世話になっていた凹凸卍〇さんへ進路を相談した時のこと。
真剣に「警察とホスト、どちらに進むべきか」と聞いたところ、返ってきたのは「どっちでもいいんちゃう?」という言葉だった。
「全然興味ないやんって思って(笑)。だったら、こっちで売れてやろうって」
その一言が、逆に覚悟を決めるきっかけになった。
警察官を目指していた学生は、そこでホストという道に本気で向き合い始めた。

ー初めてのお客様に、本気で恋しちゃったんです
ホストとして順調に進み始めたかと思えば、そう簡単ではなかった。
最初にできたお客様に本気で恋をしてしまい、一度ホストを辞めたことがある。
「色ボケしました」
そう笑いながら話す愛音さん。
当時はまだ学生で、ホストを仕事として割り切れていなかった。
恋愛で女の子と関わる感覚が強く、ホストとしての営業や距離感を掴みきれていなかったという。
一度は別の店舗も経験した。
しかし、しっくりこなかった。
そんな時、以前可愛がってくれていた先輩から声をかけられる。
「戻ってきていいよ」
その言葉をきっかけに、愛音さんは当初働いていたホストクラブへ戻ることになった。
多少不義理な辞め方をしていたにもかかわらず、もう一度受け入れてくれた場所。
それが、愛音さんにとっての居場所になっていった。

ー売れなかった僕を変えた先輩の教え
出戻ってからも、すぐに結果が出たわけではなかった。
むしろ約1年間は、思うように売上が伸びなかったという。
最初は先輩の言うことも素直に聞けなかった。
女の子との距離感も分からず、失敗も重ねた。
そんな時に支えてくれたのが、先輩たちだった。
ご飯に連れて行ってもらい、売れている人の考え方や動き方を聞く機会が増えた。
そして、教わったことをそのまま実践するようになる。
とにかく女の子と会う。
同伴へ行く。
営業中は全力で飲む。
朝までアフターへ行き、帰ってからLINEを返し、少し寝てまた学校か女の子との予定へ向かう。
それをひたすら繰り返した。
飲食店のアルバイトも辞め、ホスト一本に絞ったことで覚悟も決まった。
その数ヶ月後、愛音さんは初めて上位に入る結果を出した。
そこからは、右肩上がりだった。

ー自分が売れるより、人が育つ方が嬉しい
愛音さんが今、大きなやりがいを感じているのが後輩の育成だ。
初めてチームを持ったのは約5年半前。
その時、歌舞伎町の店舗のやり方を聞き、それを取り入れてみたところ、チームのメンバーが次々と成長していったという。
役職を任されるようになった後輩。
全国の場で名前が出るようになった後輩。
その姿を見る中で、愛音さんは気づいた。
「自分より、人に教える方が好きなんやなって」
育成で大切にしていることは、意外なほどシンプルだ。
とにかく動くこと。
店外、同伴、アフター。
誰かと会ったら報告する。
行動量を可視化し、サボらない環境を作る。
そして何より、自分自身が一番動く。
「自分が1日に何枚も写真を送り続けるんです。今こういう店外してるよって」
口だけではなく、背中で見せる。
後輩にやらせる前に、まず自分が動く。
その姿勢が、愛音さんの育成スタイルだ。

警察官を目指していた学生時代。
恋愛や挫折、売れない時期を経験しながらも、先輩の教えを素直に受け入れ、努力を積み重ねてきた酒神愛音さん。
今、一番のやりがいは後輩の成長を見届けることだという。
そして、これからホストを目指す人へ伝えたいことがある。
「僕も最初は怖い世界だと思っていました。でも実際は、人との出会いで自分の世界が広がり、努力した分だけ成長できる場所でした。」
GENTLY GREEDをさらに大きな店へ。
その未来を見据えながら、酒神 愛音さんは今日も自らの背中で、次の世代へ挑戦する姿勢を伝え続けている。
【GENTLY GREED 店舗情報】
所在地:大阪府大阪市中央区島之内2丁目14-21 おおきに堺筋八幡町ビル10F
営業時間:20時00分 ~ 25時00分
問い合わせ:06-6563-7725









