2025年12月23日(火)
【ATOM】咲夜 愛斗—貧しさを糧に立つ。今、ATOMを動かす覚悟。
幼い頃から「お金がないと何もできない」ことを痛いほど知っていた。
18歳で飛び込んだホストの世界は、想像より厳しく、想像以上に希望があった。
それでも「やるしかない」と前だけを向いて走り続けた少年は、
今、ATOMで“人を育てる側”として店を支える立場に立っている。
咲夜 愛斗の“逆転のはじまり”を追う。
18歳で飛び込んだホストの世界は、想像より厳しく、想像以上に希望があった。
それでも「やるしかない」と前だけを向いて走り続けた少年は、
今、ATOMで“人を育てる側”として店を支える立場に立っている。
咲夜 愛斗の“逆転のはじまり”を追う。
─咲夜 愛斗さんの幼少期はどのような環境で育ちましたか?
出身は福岡なんですけど、小6から兵庫県の伊丹市に住んでいました。
母子家庭で裕福な家庭ではなかったので、幼少期にお金に困る生活をした時期があったのは事実です。
どこへ行くにも何をするにもお金が必要じゃないですか。
お小遣いもほとんどなかったので、「自分のやりたいことを我慢しないためには、お金を稼がないといけない」という思いは、わりと早い段階からありました。
漫画、テレビでホストを見てて、「キラキラしてるな」と興味を持ったのがきっかけで、その印象で体験に来ました。
普通に生きていたら見られない世界なので、いい意味で刺激的だったというか、「こういう場所があるんやな」と感じましたね。頑張れば大きく稼げる世界なので、そこは魅力的に映りました!
─体験入店に行ったとき、どんな印象でしたか?
漫画、テレビでホストを見てて、「キラキラしてるな」と興味を持ったのがきっかけで、その印象で体験に来ました。
普通に生きていたら見られない世界なので、いい意味で刺激的だったというか、「こういう場所があるんやな」と感じましたね。頑張れば大きく稼げる世界なので、そこは魅力的に映りました!
─新人時代に、特にしんどかった出来事はありますか?
僕は資金ほぼゼロの状態から始めたので、まず家を借りるためにお金を借りるところからのスタートでした。
そのうえで、新人の頃に50万くらいの未収金を飛ばされたことがあって、あれはかなりしんどかったです。
もともとマイナススタートなのに、さらにマイナスが膨らんで、「18歳で何十万の負債」という状況でした。
─そこで折れずに踏ん張れたのは、なぜでしょうか?
むしろ逆に燃えましたね。「もうやるしかない」「死ぬ気でやるしかないやろ」と。
もちろんメンタルが落ちる瞬間はありますけど、「落ち込んでても時間の無駄やな」と思うタイプなので、
数日経ったら「このままじゃ意味ない」と自分で気持ちを立て直してきました。
うまくいかないときに足を止めず、「じゃあどうするか」を考えて動く。
そこをやり続けられるかどうかで、売れるか売れないかが分かれると思っています。
─常に考えながら動くタイプでしょうか?
常に「こうしたら売れるんちゃうか」と自分で考えて行動をしていました。
当然すべてがうまくいくわけもなく、失敗だらけでしたがw
でもプライドとかもあって、先輩に聞いたりはしなかったです。
誰かに助けてもらっての成功は自分の成功じゃないと思っていたんです。
それに大抵のことは考えれば答えがでますからね。
でもプライドとかもあって、先輩に聞いたりはしなかったです。
誰かに助けてもらっての成功は自分の成功じゃないと思っていたんです。
それに大抵のことは考えれば答えがでますからね。
今でこそサポートがあった方が成長スピードが上がるしいいこともあると思いますが
だとしても、一人でも売れることはできると思うっすね。
だとしても、一人でも売れることはできると思うっすね。
当時は「女の子に時間を使えば売れる」と思い込んでいて、連絡も電話も外で会うのも、とにかく時間をかければ結果が出ると思っていました。
でも、それだけでは全然売れなかったんですよね。そんな時はまた考えて考えて考え直すって感じにしていました!
─時間をかけるだけではダメだった理由は?
どれだけ時間を使っても、女の子の気持ちを掴めていなければ意味がないからです。
一緒にいてもスマホを触っていたり、特に会話がなかったりしたら、「時間を使ってもらった」という実感は生まれません。
そのことに気づいてから、「量」より「質」を意識するようになりました。
─接客の中でどのように「質」を高め、どんなことを意識しているのでしょうか?
まずは一緒に過ごす時間の中身を見直しました。
しっかり会話をして笑ってもらえるよう意識したり、その子が楽しめる話題を準備したり、来てよかったと思ってもらえるように工夫しました。
質を高めることで量を減らすことはしたくなかったので、女の子と過ごす時間は減らすことなくクオリティの向上に務めました!
接客で一貫して意識しているのは、シンプルに「感謝」と「ホスピタリティ」です!
ホストクラブは普通のお店より高いお金を使ってもらう場所なので、
「わざわざここを選んでくれている」という気持ちを絶対に忘れないようにしています。
来てくださったお客様が楽しんで、気持ちよく帰ってもらうこと。それを一番大事にしています!
─現在プロデューサーサイドかと思いますが教育スタイルや、新人の「売れる・売れない」の見極めについて教えてください!
僕は、手取り足取りでも完全放任でもなく、相手を見て必要なタイミングで声をかけるスタイルです!
自分で気づいて伸びてほしいので見守ることもありますが、あまりにも遅いと感じたら僕がフォローに入ります。
新人が売れるかどうかは、ある程度分かります!
ビジュアルも見ますが、一番大事なのはマインドですね。
「こうなりたい」という強い意思があり、本気で行動できるタイプは伸びます!
反対に、「しんどいことはしたくない」「見返りがないと頑張れない」というタイプは正直売れにくいですね。
─このお店の魅力と、理想としている職場像について教えてください!
─このお店の魅力と、理想としている職場像について教えてください!
一番の魅力は「働きやすさ」です!これは結構自信を持って言えます!
従業員同士の仲がよく、派閥やトラブルもなく、人柄のいい子が多いので職場の雰囲気がとてもいいんです。
僕自身は一番上の立場ですが距離感は近く、後輩からタメ口で話されることもありますし（笑）、みんなで飲みに行くことも多いです。
理想の職場は、「行きたくない」ではなく「行きたい・楽しみたい・休みたくない」と思える場所。
そのうえで、数字や結果にはきちんと向き合う。
楽しさと厳しさの両方が整った環境を目指しています。
─ご自身の今後の目標についても教えてください。
ホスト以外の経営にも挑戦したいと思っています。
飲食だったり、シーシャバーだったり、他の業態だったり。
すでに法人も立てていて、シーシャバー用の箱も押さえてあるので、あとは改装を進めてオープンさせるだけ、という段階です。
今の優先順位としては、まずこのATOMをもっと良くすること。
売上も組織力も上げて、しっかりした店にしてから次のステップに進みたいです。
現状に満足していないなら、一回ホストで本気を出してみたらいいと思います。
正直、体験に来るだけでもめちゃくちゃ勇気がいるのは分かります。
僕も兵庫から一人で大阪に出てきて、貯金もほぼない状態で、家を借りるところからのスタートでしたから。
それでも、一歩踏み出して本気でやれば、人生はちゃんと変わります。
大事なのは、目標をちゃんと持って、思い続けて、行動し続けられるかどうかです。
大事なのは、目標をちゃんと持って、思い続けて、行動し続けられるかどうかです。
怖いのは当たり前なので、「怖いけど変わりたい」という人に、ぜひ来てほしいですね。
地元から飛び出し、借金を抱えながら始めた18歳の挑戦。
ただ行動量だけを増やして迷走していた新人時代から、“中身で勝つ”接客へと変わっていった。
過去の経験を活かし、現在はATOMの運営・教育に注力している。
「一歩踏み出せば、人生は変わる」
その言葉どおり、咲夜 愛斗は今、ATOMの未来と自身の新しい挑戦を見据えている。
次に変わるのは、きっとこの店に飛び込む“あなた”の番だ。
【ATOM 店舗情報】
所在地：大阪市中央区宗右衛門町1-13 宗右衛門町クリスタルビル8F
営業時間：20時00分 ～ 25時00分
お問い合わせ：06-6484-5153
